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〒629-3245
京都府京丹後市網野町浜詰677-19
TEL/FAX : 0772-74-1009
メール:
開館 AM9:00-PM6:00
休館日 毎週火・水曜日
最寄り駅: KTR木津温泉駅から徒歩20分
P有:3台
■日の里「橘」
2026年は地域の名称「橘」をコンセプトにまちの景色を見直したいと思う。
橘の歴史を紐解くと伝承では垂仁天皇の命を受けた田道間守(タジマモリ)が
苦労の末に不老不死の霊菓「トキ ジクノカグノコノミ」を探し出し、大陸から
持ち帰って常世の浜(浜詰箱石浜)にたどり着いたという。しかし天皇(垂仁
天皇)は亡くなられていて一部は朝廷に献上し、残りは丹後の地(現在の木津)
に残したそうだ。また橘は菓子の原形と言われている。
この伝承が事実であるかは定かでないが「橘」というこの地の名称は今も残っ
ている。現在では「木津」という地名が使われていて、語源は木津川河口が湾
になっており船の出入りがあり、橘(即ちきつ)の港が「木津」になったかも
しれない。いずれにしろ「橘」が最初の語源で、この地区が「橘」の伝承を引
き継ぎ、未来に繋げていきたい。田道間守が持ち帰った「橘」から始まり、不
老不死、菓子の語源、常世の国などとたいへんロマンに満ち溢れた地区である。
近くには子午線のモニュメントもあり、子午線は日本の標準時である東経135°
で、太陽が真上にくれば午前から午後に変わり、1日を象徴する場所である。
国道178号線が子午線を横断している。ここを通る時太陽を意識するが、太陽
がこの場所を横切るのではなく地球の自転によって時間が定められている。時
間の概念は昔からあったと思われるが古代から太陽や月の動きそのものが時間
の基準である。
この場所には時空を超えた浦島伝説や羽衣伝説もあり、夕日100選の場所でも
ある。また1965年より松本清張がこの地を題材にした推理小説『Dの複合』
を執筆している。
今後「橘」を新しいまちづくりの魅力として、また観光の目玉として、発信し
たい。日の里「橘」として。